「まちかどけんちくか・のデバッグ・のブログ」をここに移転しました

「まちかどけんちくか」すぎはら設計の創業者 杉原 寛 が製作し残された本ブログでありますが、これまで
(株)NTTデータ スマートソーシング 社が運営しております「のブログ」により公開しておりましたが、2018年1月31日をもちましてサービス終了になりますので、弊社が借りておりますサーバーに移転いたしました。

今回、ワードプレスというブログシステムを利用して、PCの他、スマホやタブレットでも閲覧できるようにいたしました。ぜひご覧ください。

創業者 代表取締役 杉原 寛 逝去のお知らせ

株式会社すぎはら設計 創業者 代表取締役 杉原 寛 かねてより病気療養中でありましたが2012年5月30日に逝去いたしました。ここに生前のご厚誼を深く感謝するとともに、謹んでお知らせ申し上げます。
当ブログをご覧いただいていました皆様に厚く御礼申し上げます。なおブログは当分の間引き続き公開してまいります。よろしくお願い申し上げます。

(追記:2017年11月24日)

現在の株式会社すぎはら設計 のホームページは以下の通りです。
http://sugihara-sekkei.com

現在の株式会社すぎはら設計 の企業情報は以下の通りです。
http://sugihara-sekkei.com/kaisya-gaiyou.html

作品紹介ページです(作成中です)。
http://sugihara-sekkei.com/sakuhin-syoukai.html

 

太陽光発電を自宅に設置してみます

太陽光発電が社会の隅っこで光を発し始めてから何年が経過するのでしょう、人工衛星の発電パネルなどの目的で搭載が始まってからならばおそらく何十年?でしょうか。

建築主さんの相談事の中には「太陽光発電パネルは取付けはどうしましょう?」というのが何度と無く繰り返されてきましたが、ご本人の強いご希望が無い限り積極的にはお奨めしてきませんでした。

地球温暖化防止あるいは環境配慮のためとはいえ流行の投資としては大きすぎて、設計を生業としているものとしては商業的な魅力を感じませんでし、安直に流れにも乗ること自体あまり好きではないからです。

何十年もそんな時が過ぎてきて、今年3月の東日本大震災や原発の事故、身近にも頻発する地震、これらを見ていて沸いてきた思いがありました。

生活に必要な「衣食住」、それらは自給自足できたらいいだろうな・・・・・

うちの母親は毎日畑で野菜作りしています、「食」の自給自足です。

「衣」の自給自足は大変そうだから素直にに妥協しても(笑)、エネルギーの自給自足も出来るようになればいいなあ・・・・・とすごく素直で単純な発想です。

メンテナンスが複雑で自分で出来ない機械に頼るばかりでなく、エネルギーも自己完結できる家がいい、究極は電線に繋がれていない家がいい、でもネットに繋がれてないと「ブログオタク」としては辛い(笑)

売電額が定期預金の金利より有利なのは面白い魅力ですが、近い将来、電気自動車や蓄電池が家庭で安価に手に入るときが来れば昼間発電した電気を夜間使用したり、自動車を充電したり出来たら・・・・

あるハウスメーカーは既に実現していることも知っていますが、さらに発電効率の良い革命的なパネル開発が進んでいるニュースを聞くにつけて日本の大多数の家庭がそうなる気がします。

アシモの指が器用に動くようになった時代がやってきて、「鉄腕アトム」が現実に生まれそうな今日この頃、自分はアトムに介護してもらうかもしれない。

未来を夢見たい、そんな思いも手伝っています。

群れない、慣れない、頼らない

「群れない、慣れない、頼らない」、これは画家の堀文子さんの言葉です。

たまたま偶然に見つけました、設計に対するスタンスとして自分の言葉にしたい気持ちです。

群れると居心地の良さに目標を見定める眼が心が曇ります。

慣れると苦しいかもしれない挑戦を忘れて新しい発見が出来なくなります。

頼れば安心感から何をするにも体に心に力が入らなくなります。

しかし出来るようで出来ない、そうあるべき、そうしよう、いやきっと出来る。

これを読まれた方はいかがですか?

そんなことしたら孤独と疎外感を味わうだけと一笑にふしただけですか?

後悔の無い生き方を考える上で良い言葉ではないでしょうか。

「まちかどけんちくか」の更新

作品集サイト、「まちかどけんちくか」の「数寄に住まう」の家づくりプロセスをアップしました。

「まちかどけんちくか」はアップをスタートして早いもので12年目を迎えています。
デザイン性のある洗練されたサイトを目指してスタートしましたが、手作りの枠から飛び出すことも出来ず、そのもどかしさのストレスに耐えてまた趣味の高じた末とはいえ何度も編集をやり直してきました。

しかし何時からかそのストレスを感じることが無くなり、この仕事は営業行為というより記録を残すのが本意、あるいは淡々と書き連ねることがこのサイトの力、受験勉強の頃の「継続は力なり」という言葉が耳につくようになってきたからでしょうか。

12年も経過するともうこのサイトの存在そのものが安定を約束しているかのような錯覚に陥ってしまっています。
めでたい自己満足、まさに建築の設計屋の成れの果てです。