設計を託す相手として、建設会社と建築家のどちらがいいかを迷ってみえる方は多いようです。
「迷ってます」という質問をされる時点で問題意識を持ってみえるわけですから、両者の違いを勉強されると、いえ創りにプラスに作用するのは当然で、選択がどちらにせよ迷う価値は充分です。
最近の日経アーキテクチュアにはこんな記事が掲載されました。
建築家は将来性ある職業と感じている人が調査人数に対して約5割という結果です。
仕事を確保するのに奮闘しておられる御同輩、諸先輩に「仕事がないなんてお嘆きになりますな」とお教えしたい内容でしょう。
調査対象は学生100人、男性社会人100人、女性社会人100人、平均年齢31、5歳ということで、若い人たちの意識が私たち設計者に向いているのが確認できているということは社会的な存在価値があるという証拠です。
実際、小生の関わっている案件でも、そんな流れを感じることはあります。
住まいの夢を託したいという大きな目的だけでなく、欠陥住宅、悪質リフォーム、シックハウス、アスベスト問題、などの専門家としてのサポート、建設会社の利害に左右されない建築主の立場に立ったサポートは必須です。