まちかどけんちくか

まちかどけんちくか」とひらがなでグーグル検索してみると、おそらく国営放送局のまちかど情報室やまちかど建築展などがあがってくることでしょう。

まちかどの後のけんちくかを打ち込むとトップ表示してくれます、当然ですよね唯一ですから・・・・きっと孤独な存在なんでしょう?

まちかどけんちくかは「建築家」ではなく「すぎはら設計」や「杉原寛」の装飾ことばを指しているのではないんです。

「けんちくか」は賞をたくさん取って有名な「建築家」ではありません、カリスマ性もなく一流大学も出ていません、けれども建築が好きで一生懸命勉強しています。

いつ努力が実るか分からない、実るとも思っていない無欲さが肩に力が入っていなくてお付き合いが楽な存在でありたい。

発想の奇抜さや時代を写し取ったようなデザインでマスコミの注目を浴びることで存在感をアピールして自分の社会的価値を揺ぎ無いものにしたいというベクトルは向かっているのだが、それを最終目標にはしていない。

政治的人脈などもろもろの人脈が武器とも思えない。

ここまで書くとまるで世捨て人みたいですね(笑)

考え方のベースにあるのは「生活の容器」とか「人生の場」といったこと。
デザインからは非日常性を感じるように、逆に日常性や生活観から個々の人生を充実させてくれる「住まい」。
ひとりひとりの建築主と向き合ってその人の「住まい」の具現化してくれる「けんちくか」はどこの「まちかど」にも存在できるはず。

これらの思いを凝縮した言葉だったのです。

結露にご用心!

今年の冬は私の住む揖斐川町にも雪の降る日が例年より多いようです。

外気と室内の温度と湿度の差が激しくなるほど起きるのが「結露」という現象です。

残念ながら建築設計を生業としている私の家でも起きてしまいました!

昨年の春にリフォームした離れの北側の娘の部屋がその現場です。

何といってもいまだに燃費の安価と信じられている(?)石油ストーブで暖を取っているのですが、これは水蒸気の発生源としては最悪の存在、部屋の換気とペアで湿度調整を人間がやらないと大変だということを今さながら再認識させられました。

北側と西側にあるシングルガラスのサッシの内側は水滴でビショビショ、空気の澱むその反対側の床と壁の交差する部分、下の隅の表面がびっしょりです。

床材は竹の集成タイプのフローリングなのですが、ベッドの下に隠れていただけに表面にカビが生えてしまったのです。

これは大変と、天井裏を点検口から眺めてみたのですが、これまた不思議と金属屋根材の裏面にも鉄骨梁の表面にも結露は認められなかったのです。

つまるところ、単なる室内の表面結露と安直に判断してしまいました。

竹フローリングのカビはカビキラーに助けてもらって、クロスのたるみは部屋の換気をこまめにすることにしました。

除湿機やエアコンの設置も考えましたが、あわてて判断するのはやめました。

ただし、サッシの結露は病気の原因にもなりかねないので掃除しておいたほうがいいようですよ。

後日談はまたお知らせします。

スマートフォンの時代

スマートフォンていうのは何?なんて恥ずかしくて訊けない。

携帯電話がデスクトップパソコンの外出持ち出しようのようになる時代が早く来ないかな・・・なんて考えてパソコンショップで雑談していたのが数年前。

ところがすでにその頃、日本以外の外国ではすでに存在していたと聞いてショック、日本だけがガラパゴス状態だったとか。

昨日だったか作品データ提供している『建築ブックマーク』の関さんからスマートフォン用のHPを作って近く公開されるとの電話があり、これもガラパゴス状態の町、揖斐川町に居てハッと気ずかされた、・・・知らないうちにすぎはら設計さんの作品もスマートフォンで閲覧できるようにしていただけるようになるんだと・・・・

なんと最近ではPCよりスマートフォンからのアクセスが多いとか、知ってました?

2011年、正月から大切なものを拾ってしまった気分! 

皆様、本年も宜しくお願いします。