構造計算を勉強しなおして分かる恐ろしい事実

地震が多発する時代に入ったのは多くの人が知る事実、けれど一般には知られていないことがたくさんあります。

本当は震度7なんて地震が発生したらほとんどの現存する木造は壊れますよ。

なんてショッキングな書き方をしても許してもらえそうなアバウトなデザインの私のこのブログ・・・関係ないか

当たらずとも遠からず。

あの有名な元建築士さんが事件を起こした時、同じ建物を限界耐力計算法という構造計算を行うとまんざら成り立ってしまう。・・・なんて話を聞かれたことはなかったですか。

その矛盾を追及しようとしていて国を相手に裁判まで考えていた人がいたとかいないとか。

構造計算は所詮、仮定。

もっとも、技術的知見というやつに元ずく仮定ですから専門家の世界でしか許されない仮定です。

誰でもわかるのは地震は動くということ、当たり前の話ですが限界耐力計算が使用できるようになるまでは地震は動かなかった、振動するという事実を静的な力に置き換えて計算していました。今も現実的な計算としてそれが主流の計算法なんです。

もちろん偉い先生方が技術的知見、膨大なデータから経験科学的に決めた係数を建物の重量に掛け算した力が建物に水平力として働くのが地震だという仮定です。

よく考えると恐ろしい仮定だと個人的には思うのですが。

どう思われます?

動くものを止まっているよ・・・と仮定するんです。

そんなバナナ・・私、今バナナ食べてます。

地震が地面を通じて建物に入力されます、しかし、その動きが決めたれたように一定に揺れるわけがないでしょう。

まあそのあたりも考慮に入れて安全率を見ているようですが、建物の個々によって地盤の性質によってみんな違う動きをするはずです。

要するに人間のすることに完全はないということ。

こんなくくり方では、投げ出したようなものですよね。無責任おじさん。

でも計算やってない建物は怖いですよ。

寺田虎彦先生は、怖さを知れば怖くない。 だってさ。

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