オリンピックが終わっていつものように「私の責任です、今回負けたのは」という言葉に溢れかえる、かの星野さんも。
勝負を糧に生きていかなければならないスポーツ選手の世界での「勝ち負け」と建築設計のそれとを明らかに履き違えてしまっている、履き違わざるを得ない状況にある、履き違うのが当たり前の時代、かも知れない。
仕事の発注を受けたこと、それ自体がゴールになってしまう、ゴールだと考えている。
出来てきた建物は迷惑顔でそこにある、私にはそう見えてしまう現実を感じています。
作れる悦びはどうでもいい・・・・・そんな設計者がいる以上は角さんが活躍したいた時代に逆戻り。
建築設計の世界での負けは負けではなく、むしろ勝ち。勝ちは負けである可能性を残す。
勝負は出来上がった建物が語ってくれる。