五体満足で身体的に不自由なく毎日仕事をさせていただいている幸せを感謝しなければいけないのに、何故か不満に思うことはいくつも出てきます。
仕事が思うように進まないことは仕方が無いことと諦めても、体感できないのは手すりなどの生活補助用具のありがたさです。
朝6時半のラジオ体操をはじめるようになってからはギックリ腰になることが無くなり、唯一手すりのありがたさを感じるチャンスは幸か不幸か訪れることは暫くなさそうです。
手すりがトイレのどの位置に、階段のどの高さにあれば一番便利なのかは障害の種類によってかなり差があるのは机上の空論・・・・という幸せ。
しかし、設計を毎日している人間が知らないのは不幸。
ここのところ進めている福祉施設の手すりなどを描きながら、分かっているようで分からないもどかしさに思いを巡らせています。