談合問題を乗り越える設計事務所の存在価値

最近、地元のお役所で過去に指名をいただいたことのない、いわゆる実績のないお役所からメールが入ってきました。

メールアドレスは、会社用、個人用、お役所通信用、銀行用、アフェリエイト用、などなど複数持っています。

レンタルサーバーは大容量にしてセキュリティーのしっかりした会社のものを利用してつまらない迷惑を被らないように、掛けないようにしてあります。

面白いのは、仕事の指名メールをいただいた役所は、そんな多くのメールアドレスのうちの一番古い公開度の高い、つまり最もスパムの標的にされやすいアドレスを使用されていたことです。

ここからは想像の見解ですが、たぶんブログやホームページが検索エンジンに掛かって選んでいただいたのかな?という甘い観測です。

ただ単に作品を公開するにとどまらず、何を考え何を創っているかといった血の通った、体温を感じるブログの存在が効を奏したのかな?

などと勝手に喜んでいました。

最近の新聞紙面を賑やかに飾っている談合問題にも、曇りのない信頼を築けるかという大事なポイント、発注者であるお役所が受注者である建設会社や設計事務所を選定する判断基準が不可欠であるに違いありません。

コンペやプロポーザルでも見えてこない信頼感は、やはりお互いの考え方を知ることの出来るツールが必要なのでしょう。

こんなところに糸口があったと発見した気分を持った指名メールでもありました。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です