金融自由化と建築の世界


年収100万円で楽しく幸せに生活する本

最近は債権、投資信託というような建築の技術的な世界から発想を変えてみようと金融関係の本を読み漁ってみています。

住宅金融公庫融資もローンを債権化して運用するという今までの安定感を連想する感覚からはかけ離れた世の中になり、これはなんだろう?と疑問を持ったのが発端です。

フラット35なんてネーミングはよく耳にされることでしょう?

金融の世界は面白いほど様変わりしてきたようです。

厚生年金というのは国が個人の人生を保障してくれるということのように捉えていましたが、なんと401kなんて老後の年金を投資運用しておこうという発想です。

銀行では預金、投資信託は信託会社、保険は保険会社、など金融機関ごとに扱える商品が法律的に固定されていた時代は過ぎ去ったようです。

上場できない小さな会社は事業資金として銀行から融資を受ける以外に生き残る道がないという時代が過ぎ去ってゆくのとイコールのようです。

預金率の高い日本人にとってゼロ金利は確かに痛手ですが、建築の世界が相変わらずの古臭いしがらみに縛られているのに、金融の世界では大きな変化が起こっていることに羨ましさを感じています。

確かに建築の専門性を問われるようになってきてはいますが、ただ規制のための規制になっている思いが強いのは私だけでしょうか。

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