設計事務所と請負業者の違い・その5


グレコサイドテーブル2個セット

続き

・ 全ての費用を知った上で計画的に住まいを作れます
設計者は工事を請け負うわけではありませんので計画段階で住まいを建築する際の全ての費用を算出して検討できます。
設計者は工事請負者のように工事契約を急ぐ必要もありませんので、中立な立場で算出した全ての費用は中立な物差しを作っておくようなものです。
それは冷静な物差しでもありますから算定の結果は必ずしもいわゆるお値打ちな内容ばかりではありませんが、解りやすく言えば監理者不在の場合のように知らないまま工事引渡後の追加請求はありません。

・ 忘れてはならない、設計者の設計には夢があります
なによりも設計者に取っては自分自身の研鑽の場でもあります。
どの建築主さんにもありがちな現状の暮らし向きをそのまま再現するような住まいだけではなく、新しい暮らし向きも提案して方向性を探ることも致します。
それは少しでも夢のある形を作ってゆくための方法だからです。

THE END

ここ数日書き込んでみた文章は、ある施主さんへの説明文章でした。
ちょっと堅い書き方ですが設計者から施主へ向けてのラブレターなんです。(こんな形でしか告白出来ない性格です、笑)

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