スタンドランプ(アップル)
メール投稿をいただいたわけではありませんが、ある雑誌で表題のような記事を見かけてまさに同感です。
「国家の品格」なんて本がベストセラーに上がってきているようですが、誇りもかなぐり捨てたような事件が次々に起こるようになってしまったこの国を思う大人の一人としては、戦前を彷彿とさせる思想教育よりも、建築学を子供たちに覚えてもらいたいものだと感じます。
歴史という科目がありますが、建築学にも建築史という歴史学があります、のみならず数学にも通ずるそしてものずくりにも関わる構造力学、法のあり方も考えなければならない建築基準法など、人間が住まう原点を人間の行動や寸法、思いまでもバランスを欠く建物は成り立ちえない。
日本の成り立ちを日本書紀からスタートして中国や韓国を刺激し続けてきた教科書問題より離れて、建築学という穏やかな響きの中で、自分の手でものを創るという子供たちが忘れかけている面白さの中で、この国に生まれたすばらしさや誇りを教えたら殺伐とした事件が減ってはくれないでしょうか?
今日はある雑誌を見て沸々と思うところがありました。