建築に使う色をある人は「普通の色を使っておけば無難ですから・・・」という言葉で意見を濁してしまっている場合が多いのでは無いでしょうか?
この「普通の色」という言葉を使ってしまう人は小生の施主ではないようです。(ちょっと失礼でしたか)
学生の頃の建築学科には美術の時間がありました。
フリータイムでデッサンばかり描いていた記憶しかありませんが、たった一つ岡野教授という方と中島教授にお聴きした「建築にはせいぜい2,3色を使えばいいんです」という一言。
これは今でも納得の一言です。
バランス良く見せるには、この基本に基づいて意志を投入する配色を応用編で考える。
色をあなどってはいけません。
以下はそんな現場での流れの中でいただいたメールです。
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お世話になっております。
昨日頂いた外壁サンプルを家族で比較検討したところ、次の要望事項が出てきました。
B213 を基調色にしてB216 (///邸)の石粒の色と粒子の大きさをミックスしたサンプルは出来るでしょうか。
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