スタンドランプ(アップル)
昨日の続きになります。
ある建築主さんの瑕疵に関する質問に対して「どの工務店さんも完璧な仕事は無理です、どれだけ契約を振りかざしても妥協を余儀なくされる場面があります」と答えたことがあります。
建築を完成された商品として受け取ってみえる建築主さんには言語道断でしょうが、どんな現場も必ず落ち度はあります。
残念ながらこの意見は外部から見ると危険な発言であったかも知れません。
しかしこれは30年の設計経験からこぼれ落ちたある意味珠玉?の言葉です。
例えは適当では無いかも知れませんが、裏返すと自民党の単独政権がいまだにお手盛りを繰り返しているように、工務店も第3者の設計監理者が指摘をしない限り気が付かない間違いはあり、それを気が付いても修正することはさらに少ないと言わざるをえません。(努力をしている会社はたくさんありますが)
少なくとも小生は、その間違いを見捨てないで、人間とガンの関係、人間とウイルスの関係のように切っても切れない宿命の関係であると考え、前向きに一緒に改善しましょうと、現代の流行のように切れないで、真正面から取り組んでいるつもりです。
今日は(も)いつになく真面目でした。