家具を考慮に入れていない平面計画は世の中に意外とたくさんあります。
また耐震性やデザインなど建築設計の骨組みとなる部分にだけ気を取られている設計家もたくさん見かけます。
家具の存在を軽視した設計、家具をなで回すように見つめることが出来る設計家が本物になれると信じています。
以下のメールも設計上の家具の工夫を説明する課程でいただいた疑問メールです。
テーブルという存在と足は家具を創る面白い部材です。
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いつもおせわになりありがとうございます
テーブルの件について私の認識不足で理解してなかった事と、図面を見ないで思い込んでいたため急にストップをかけてご迷惑おかけして申し訳ありません
最初は固定式だったのが、何かのときに動かせるほうがよいとお話してそのようなテーブルにしていただいたと思うのですが、私は普通のテーブルのように足が4本でカウンターに付けて置き、何かの時には動かせるものと思っていました。
図面で確認すればすぐわかったのに、見ないでいてずっとそう思っていて、日曜日に家具屋さんに椅子を見に行って図面を見て、足が3本で固定してあると聞きそれでは移動しても立たないと思ったのと、テーブルが途中で切れた形はやはりまずいかと・・・・・ 上に書いたようなテーブルに変更は可能でしょうか?
主人は一人掛けの椅子とベンチ?式で3人位座れるものにしたいと思っており、そうなるとテーブル・椅子・ベンチ式の椅子と全部バラバラになってはどうかなと思っています。
11/6の打ち合わせのときでも間に合うのでしたら、その時にお話をしたいのですが・・・・
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素直な疑問に答えて一歩ずつ完成に近づける作業に生き甲斐を感じます。