建築工事を見積合わせに出すと工事業者によって癖があり、(というより個性といった方が語弊がないか)苦労を強いられる場面があります。
そんなときは、やはりもやもやした思いをかかえているより直接会って頂くのが良いようです。
そんな場面のメールを照会します。
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本日、住宅金融公庫の申し込み手続きが完了しました。ありがとうございます
つきましては三月中に、工務店さんを決められればと考えております。先日も申し上
げました通り予算は税込//////万円です。この金額以上は借り入れることが出来ませ
ん
私共としては、杉原さんのお話のとおり、強度等で問題がないとするならば、木材の
レベルを下げれば上記の金額での建設は可能なのではないかと考えています
三月//日、もしくは///日に各工務店さんの責任者の方と直接お会いしたいと
思いますので、連絡をお願いします。
午前中に///さん午後より///さんの予定です。
私のほうから会社のほうへ出向きますのでその旨お伝えください
見積書に関して疑問に思った点を明記します
・ 外壁工事では
透湿防水紙の算出㎡が双方にかなり違いがありますどうしてでしょうか?///さ
んは176㎡が基礎ですが///さんは206㎡です
・ 屋根工事では
図面上の面積の数値は?双方に違いがありますが?///さんのセラストーン瓦に
ついて内容が明記されていません何故でしょうか?
・ 塗装工事については壁面の面積値が違っています
////さん 185㎡ ///さん 158㎡
これだけ数値に相違が見られるのは各会社のほうがきちんと見ているとは思えませ
んがどうでしょうか?
三月///日 /////
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もちろん間違いは間違いとして見積の段階ではっきりさせておくことに、どの業者のかたも賛成してくれます。
各社、数量拾いに違いがみられるのは、確実に誰もが同じ規準に依っていないからです。
やはり信用の眼差しでお互いを見つめ合うのが工事の精度を上げるのには大切なポイントのひとつですから、それを確認するのに時間をさくことは有意義といえます。