デザイン・寛的・その6



空間の魔術師とか匠の技なんてことばがテレビの中で踊っている時代になりました。
特に最近は国会の証人喚問にまで建築士さんが登場して午後のゴシップ番組にネタを提供しています。

デザイン的に洗練された住まいを求めてやまない人種も以前よりずっと増えてきた観もあります。
確かに生活の充実感満足感は、良いデザイン気に入ったデザインに包まれておれば得られることには間違いありません。
この椅子はコルビジェの頃のもの、この開放性は林昌子ばり、この打ちっ放しは安藤忠雄の世界か、とデザインフェチぽいですね。

しかし、それだけでいいですか?

年齢的に小生も贅沢になってきたのでしょうか、はたまた現実に住んでいる住まいが古くて不満まるけだからでしょうか、体にストレスをもたらす住まいの空気環境はいやですね。
使い勝手の良いトイレや快適で暖かくて温泉のようなバス、どこにいてもネットいじりができたり、などなど。

デザインが良いからと賞をいただけるより、美味しい食べ物、暖かい環境や家族のアットホームな雰囲気がいいですね。
みなさんはどうですか?

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