建築請負契約の中身を考える・その7

建築請負契約で注意しなければならない大きなポイントの一つに契約の範囲を上げなければなりません。
必ず契約の当日にもう一度再確認をしてください。
設計打合せの課程で何度も話題には上っているはずですが意外とお互いの意識には食い違いが生じやすいものです。
ズブのシロートとプロでは用語の扱いが根本的に違っていたり、この程度は軽微なことだからなんとかサービスしてくれるでしょう、とタカを括ってしまわないようにしましょう。
諄くなってもお互いのためですから、煩わしく思わないで誠実に確認をやり直しておきます。
普段工事を監理していて思うのは、小さな確認を逃したために、工事終盤になって思わぬ追加精算にビックリ・・・・という場面があります。

たとえば、電話移転、敷地内配管、屋外の工作物、建物周囲の整地、犬走り、郵便受け、表札、門のインターホン、水道の本管延長や引き込み、などなど、数え上げればいくらでも出てきてしまいます。

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