教室の天井高さは3m?・その2

以前ご紹介しましたが、教室の天井高さが現行の建築基準法では3mを確保しなければならず、それを改善しようと草加市が特区申請に挑んでいるという話しの続編です。
最近の建築雑誌にも紹介されていましたし、テレビのニュースでも取り上げていました。

やはり小生だけではなく、多くの人たちが疑問を膨らませていたんだなと安心しました。

今回お知らせしたいのは、文部科学省の学校指針策定に関する協力者会議が「建築基準法施行令において学校の教室のみに定められている天井高さ3mの最低基準は廃止することが適当である」という中間報告をまとめた、ということです。

これに関する国土交通省の対応を求めていますので、まず改正の方向が見えてきたようです。

建設コストの削減や設計の自由度のみではなく、他の施設からの転用の障害が大きく、これから将来へ向けての人口構成の激変で、施設の転用工事が増加することを踏まえると当然ですよね。

一石を投じてくれた草加市に拍手です。

振り返って、我がまち揖斐川町もそんな自慢できる話題がほしいものです。

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