建築設計というのは、広く浅くあらゆる方面に興味の目を向けることが必要です。
広く浅くというと「なんだいい加減でいいんだ」なんて受け取ってしまいそうですが、ちょとそれは早計な判断です。
深く一点を見つめて見過ぎてしまうと見落としてしまうことがよくあります。
要するに気が多い人間に向く仕事でしょうか?実は小生は二重人格で軽薄で浮気な双子座です。(同じ双子座の人、すみません、でもお茶目で人気者だそうですよ)
建物に関わる事柄にどのようなことがあるかは常に考えつつ進めてゆく作業が設計という行為には不可欠です。
つまり常に追いかけるものに掛けるネットを持って走り続けてゆくようなものです。そしてそのネットは、穴のないように常に新しい状態に繕われていなければなりません。
それには、それが商行為であると分かっていても「買って欲しいんだからサービスしろよ」なんてお客さんになったような態度にならず、新しい情報であれば「教えてくれてありがとう」と受け入れることにすると、スッと頭に残ります。
そんな気持ちの素早い転換が、ときには「この人ちょっと変わっている、何話してんだろ私はこれを売りに来たのに」という気持ちの相手を煙に巻いてしますこともあります。
直感的にこれは面白い設計の素材だとピンときたら、やっぱり世の中で気に入って取り上げている他の人はたくさんいたりします。
そんな中の最近興味を持って、いろいろ変化させて使いこなしてみるのが、デザイン的にも面白く、機械に頼らない省エネルギーの設計素材がこちらです。
この中の横ラインを構成するものです。
さあ、何でしょう?