設計事務所経営者の毎日は、現場と事務所の往復で明け暮れます。もしそうでない方が居るのならば、すでに設計という言葉を忘れかけているに違いありません。
実は知り合いにもそれとおぼしき方はおられますが、批判めいた言葉は出しません。
どんなに大建築家でも、現場へ足を運ばせて空間イメージを膨らませて、考え方の触手を建築以外のいろんな分野にも向けて、時代の流れを読み込んだ象徴的な建築物や空間表現を生み出してゆきます。またそれをみなさんもご存じの意味不明な文章で表現されておられます。(意味不明は余分ですか)
現場で起きたいろいろな出来事や思いは、次のステップへの大きな糧になることが多く、貴重なデータになってきました。
設計上の教訓だけではなく、夜中までパソコンに向かうだけの地味な時間がモノクロだとすれば、現場監理は広く人生のカラーリングをもしていってくれる時間なのです。
そんな思いをログに残したくて、自己満足の監理記録を作りました。
是非、読んでみてください。