「元のサヤに納まる」なんて言います。
言葉の意味合いは意味深なものを感じてしまいますが、大事なものをサヤに入れておくという、こんなに簡単なことを建築の設備の世界、特に給排水の工事では常識とは捉えていなかったのです。
サヤ管工法と呼んでいます。
中の配管の取り替えがうまくいくように差し替える通路を最初から作ってしまうのです。
現場では、人間ドックのお世話になっているメンバーも多く、胃カメラといって冗談の種にしています。
作ったものは、一定の時期がきたら壊してしまうというスクラップアンドビルトという言葉も懐かしさに変わってきています。
資源のリサイクルが合い言葉になってしまった社会になって、初めて最も劣化の目立つ設備関係なのに「じゃーそうしようか」なんて言い出したサヤ管工法。
あまりに気がつくのが遅いよね。このあたりはドイツ人に負けているといつも感じてい
ます。
残念!!!!!サヤ管斬り