ロフトの役目

ロフトは、物置と思っている方が多いのではないでしょうか?
英和辞典には以下のように出ています。・・・・・
━━ n., vt. ロフト ((倉庫・工場の上層階で,アトリエ・スタジオなどに利用)); 屋根裏(にしまう,たくわえる); 干草置場; (教会・講堂などの)階廊, 桟敷(さじき); 【ゴルフ・クリケット】高打ち(する).・・・・・

やはり主役には思えない内容ですね。

ここにも出ているようにロフトは屋根裏の部分を指しているようですが、室内の環境的には、ここに夏には熱気が集まってきます。また冬には暖気が集まってくることもあります。
すなわち、他の部分とは温度差ができるからこそ、環境劣悪で従来はのけ者だったのでしょうね。空間の形も三角だったり斜めだったりしますから尚更ですね。

ところがこの空間は「男の子の隠れ家の夢」をくすぐる空間であることを思うと多くの使い方が浮かんできます。

そして何よりも、工夫さえすれば温度差による風の動きを誘導する場所でもあります。
建物全体の環境をコントロールできる要素もあるのです。

そしてもう一つ、そんな工夫は世界中の伝統的建物にも見られる工夫でもあります。

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