休日という言葉は小生の辞書には無いようだ。
なんて格好のいいことを言ってはみたものの疲れるときは疲れる、人間だから当たり前。
妙な精神論で正直な気持ちを隠して仕事を押し進めるのは世代ギャップも甚だしいのですが、休日を国民の権利だと何という理由もないのに無理に休もうとするのは、仕事というものが自分にとってどのようなものかをしっかり掴んでいない人のやることのようです。
休日というのは1日単位で睡眠を区切りとして時間の使い方を規定した人間の知恵ですが、小生には最近言われることの多い「ON-OFF」というスイッチのような表現が好きです。
これは以前も取り上げたバスタイムの過ごし方に重点を置く住まいの考え方にも関連します。
年中仕事のことしか頭にない小生には、バスタイムでのOFF時間には脳波がアルファ波になり、瞬間的に納まりのアイデアやブログの話題などが浮かんできて、ちょっと得した気分で夜なべ仕事が楽しくなる時もたびたびです。
このお盆もやはり一日通しでノンビリした日はなかったのですが、意外と気になっていない。
連続的に年中無休で続く設計と現場監理を、休日という世の習慣で思考を切ってしまうことの出来ないのは、単なる性格のせいなのかもしれないのですが、太陽の浮き沈みに関係なく毎日を「ON-OFF」という気持ちの切り替えの連続状態で過ごす考え方が似合っているように思います。
住まいを考える上でも連続的に自分の生活を見つめていくのが必要だから、これは自然な流れなのかも知れない。