真夏の選挙と建築

どんな関係があるのでしょうか、選挙と建築には?
毎日のように報道されている真夏の選挙の話題には「刺客」という言葉ばかりが響き渡っている。まさにマスコミ好みの内容に仕立てられた番組構成に感心することしきりです。

郵政民営化に関する参議院での採決に反対票を投じた議員に対する自民党非公認という処置や国会解散に対する是非など、雲の上のことなどと知らない顔を決め込んでいる人が、建築設計家にはどのくらいいるのでしょうか?

小泉さんは解りやすく「郵政民営化」の是非を国民の皆さんに問いたいと選挙に踏み込まれましたが、本当は今までの時代の流れを変えなくていいですか?と問いたいのだと思います。
「あの人には世話になったから」という理由で「あの人」に投票ではなく、官民の癒着を断ち切る大鉈を振ってムダな税金支出を抑えるきっかけに、ここらで大きく舵を切ってともかくも道を右か左か決めましょう・・・と判断を仰いでいるように小生の眼には映っています。

これと建築とどう関わるかですが、設計屋として熾烈な競争に生き残るために、(もっとも競争ととらえてしまうことが小生のは合わないのですが)この流れに乗ろうとするのではなく、日々の業務というより設計活動の中にも、官と民の関係がどのような影響を及ぼしてくるかを日々考える必要があるようです。

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