ここのところ大騒ぎしている郵政民営化論議です。
と言いつつ、いきなりタイトルと離れてしまいますが、「小泉さんが自民党をぶっ壊すぞ」と出てきたときには、正直にいよいよ出てきたかと、応援したい気持ちで一杯でした。
若いときから彼の行動が気になっていた小生には首相就任は感動でした。
ここで政治論議を書き込むと、建築と何の関係があるんだと眉をしかめる緒先輩もいらっしゃるかもしれませんが、世の中の流れが変わるとなれば大いに関係があるように思います。
世の中のシステムが古くなって軋みがきている部分を直してやろうじゃないかと大なたを振るっているようにみえます。
(実のところ建築の世界におけるシステム、特に能力評価システムも可笑しいものをいつも感じています)
夜中の民放番組で国会議員が加わっての大論議しかり、アンノン官庁の無駄使いを世の中の明るいところへ出してきて糾弾したりと、こんな時代は50年生きてきて初めてやってきたように感じます。
一方で、彼が首相になってなくても誰かがやってくれなければならなかったのかもしれませんが、彼流が明るく受け止められるように感じます。
建築の世界も変わってゆく予感を感じざるをえません。
住まいを考える人たちも、「ぶっ壊してしまっては」ではまずいんですが、ここのところの目覚ましい技術の進歩や、規制の緩和処置、などを背景に自分だけの個性あふれる住まいを創ることは、充分可能になってきています。
小生は当然ですが、是非、たくさん勉強して、この時代の流れを生かした家創りをしましょう。