住まい方



病は気から?、住まいは器(き)から?、住まい気から?

難しい禅問答ではありません。
1階は居間が何畳、和室6畳が2室、台所に浴室、そしてトイレ、2階には洋室が2室あればいいかな?なんてのが解りやすい間取りのスタートのようですが、こんな条件設定に何か疑問を感じますか?

そんな問いかけからスタートする設計者に出くわすようでしたら、そしてあなたも素直に受け入れてしまうようでしたら、設計料は設計料という名の事務手続きと書類製作及び計算費用になってしまうのかもしれません。
きっとその設計者の考え方には、住まいは雨風を凌ぐ場、外部環境や災害から人間を保護する器というテーマが大きく占めているのでしょう。
その内容の正確さや事務処理能力を買って頂くことになるのですから、悲しいかな何かしら役所発注の仕事を想像してしまいます。
(公務員のかた、特に建築関係の方には失礼かもしれませんね、お許しを)

もっと広い視野からスタートする住まいつくりは、気、意志、希望、からです。
どんな生活をしたいか、どんな人生が楽しいか、親子のあり方は、など。
物理的条件よりも、思いついたキーワードや短文を書くように考えていることを住まいの条件にしてゆくことから始めると、選択肢が大きく広くなりプランが羽ばたいてゆきます。

実はどなたもそうありたいものだと感じていらっしゃるのかもしれませんね。

では具体的にどうするか・・・・今日は禅問答のように、問題提起をして終わります。

(たとえば、住まい方サーチなんて質問集をつくってみたりして試行しています。)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です